綾瀬はるかと大泉洋ってまだドラマで共演が無かったんだね。今度2022年4月の月9テレビドラマで放送が始まるので、どんな感じか見てみたい。
主演は綾瀬はるかで何と弁護士役だって!どんな演じ方をするのか楽しみー。
大泉洋も謎の人物という設定らしいので何か興味をそそられそう。ドラマのあらすじやポイント、原作と演出についても調べてみたので解説していきます。
フジテレビでは2022年4月期の月9ドラマとして、綾瀬はるか主演の痛快リーガルミステリードラマ「元彼の遺言状」を放送する。容姿端麗、スタイル抜群、ヒールを鳴らしながら風を切って我が道を突き進む敏腕弁護士・剣持麗子(けんもち・れいこ)を演じる。
「元彼の遺言状」は、主人公の元彼が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、弁護士である主人公が依頼人と共謀して巨額の遺産を狙う遺産相続ミステリーだ。大泉洋は主人公に遺産山分けを持ちかける謎の依頼人・篠田敬太郎を演じる。
原作は宝島社主催の2021年第19回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞した新川帆立(しんかわ・ほたて)による同名小説。著者自身が現役弁護士であることから緻密に練られたシナリオの面白さと、主人公の強いキャラクター、斬新な事件アプローチの手法が選考委員たちをうならせて満場一致で大賞に選ばれた。
剣持麗子は大手の「山田川村・津々井法律事務所」で働く敏腕弁護士。麗子があまりの剛腕さのため問題を起こし、クライアントから恐喝罪で訴えると連絡があり、麗子はボーナスカットを言い渡される。その処遇に麗子は憤慨して事務所を辞める。
休職した麗子は一抹の寂しさを覚え、大学時代に半年だけ付き合った元彼の森川栄治のことを思い出しメールを送ると、代理人から栄治は死んだと言う返事がきた。放心状態の麗子のもとに全く面識がないはずの篠田(大泉洋)という謎の人物から「久しぶりだね」と電話がある。
驚いたことに栄治には巨額の遺産があり「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していた。篠田から遺産山分けを持ちかけられた麗子は、元彼が死んだことよりも巨額の遺産に心が揺れ動き、依頼人の篠田を”殺人犯”に仕立て上げ、共謀して遺産山分け計画を立てるが・・・
演出は木村拓哉主演の「HERO」などの大ヒット作を手掛けてきた鈴木雅之(歌手の鈴木雅之とは別)。「古き良きミステリーの世界、クラッシックミステリーを目指したい」。
物語は、いかにもミステリーという雰囲気のある軽井沢の洋館から始まる。綾瀬さん演じる麗子をはじめ登場人物のキャラクターを、いかに魅力的、印象的に作っていくかという事に気合を入れてやっていますとのこと。
綾瀬はるかは、「ホタルノヒカリ」で演じた穏やかな役から「義母と娘のブルース」での堅めの役柄まで幅広いキャラクターを演じてきた。また大泉洋は、現在大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝役を熱演中でシリアスさとコミカルさを瞬時に切り替えることのできる稀な俳優だ。
長いキャリアの二人だが意外にも今回が初共演となる。また綾瀬はるかが弁護士役を演じるのも初めてなので興味深く期待したい。
狙ったお金をめがけて突き進む主人公だが、なぜか毎度殺人事件に出くわす。渋々事件を解決する羽目に・・・。ただ、どんな難事件でも彼女は絶対に諦めない。鬱屈した現代社会をスカッと吹き飛ばす綾瀬はるかの痛快推理劇がいよいよ始まる。
どんな相手に対しても物おじせず、圧倒的な法律知識とハッタリを利かせた話術を武器に、様々な難局からクライアントを救ってきた。クライアントのためなら、どんなあくどい手を使ってでも”勝ち”にこだわる彼女。
勝ちにこだわるあまり内外に敵も多い。麗子はいつも自分の心に正直なだけで「お金が欲しい」という誰もが持つ感情が人一倍強いだけと豪語。
原作者の新川は自著に対して「欲しいものは自分で手に入れる。男が何度変わっても、女友達は変わらない。そんな女たちの、当たり前の日常を伝えたくて書きました。令和の女は強いぞ!」とコメントしていて、今回のドラマ化に当たっては「綾瀬さんは主人公のイメージにピッタリです。どんな演技が見れるか楽しみにしています。」と喜びのメッセージを寄せる。
フジテレビの連続ドラマには2008年の木曜劇場「鹿男あをによし」以来14年ぶりの出演となる。
放送予定は2022年4月11日より毎週月曜日21時~ *初回は30分拡大。