北條元治(肌の再生医療)は肌のトラブルに対する、根本的治療として再生医療を提唱していて、動画で美容に関する、お悩みの解決方法を分かりやすく解説しています。
ありがちな美容法や洗顔について、医師の立場からアドバイスしてくれているので頼りになります。
そんな北條元治のスキンケアの解説や、ほうれい線の対処法を調べました。経歴や評判もチェックしました。
◇スキンケアとは?
2004年、北條元治は細胞保管や再生医療技術支援を行う株式会社セルバンクを設立しました。そのH.P.にあるスキンケアについての詳しい説明をもとに、まとめて以下で解説いたします。
結論からいってしまうと、スキンケアに必要なのは保湿とUV対策のみ、と北條元治先生は言っています。
この保湿とUV対策を徹底することで健康的な肌を手にいれることができるそうです。
肌の細胞にはターンオーバーと言って、細胞が生まれ変わるサイクルがあります。表皮で生まれた細胞は約28日かけて上へと押し上げられ、垢となってはがれ落ちます。
このような正常なターンオーバーが維持されることで、健康な表皮が作られます。そして、それが肌の本体である真皮をしっかり守ることになり、肌のキメは整ってきます。
バリア機能を担っているのは表皮の一番外側の角質層。バリア機能が正常に働くことで、異物が肌の中に入り込むのを防いだり、角質層に水分を蓄えたりできるのです。
化粧品のつけすぎ、洗顔のしすぎなどは、セラミドなどの角質細胞間脂質が働かなくなり、角質層のバリア機能が壊れてしまうので、肌のは水分保持が困難になります。それにより角質層の水分量が減って肌は乾燥して、ひび割れたり、粉ふき状態になったりします。
美肌に欠かせない条件として、肌のハリ、弾力性があります。肌のハリ成分は、主にコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの3種類のたんぱく質によるものです。
これらの成分を生成し、メンテナンスしてくれるのが真皮の線維芽細胞です。線維芽細胞の数は加齢や紫外線などで減ってしまいます。ですので、線維芽細胞にダメージを与えないようにすることが大切です。
◇腹7分目の食事が老化防止につながる
また腹7分目の食事で摂取カロリーを制限することで、外見も若々しくなるそうです。
なぜかと言うと、それにはサーチュイン遺伝子というのが関与していて、空腹になるとこの遺伝子が活性化することが分かっています。このサーチュイン遺伝子が活性化すると、全身の細胞に対して老化防止の機能が働き始めるそうです。
◇皮脂を落とすだけなら水洗顔だけで十分
汚れや皮脂をすべて取り除くような過剰な洗顔は肌にとってはマイナスだそうです。
多少の汚れは、肌のターンオーバーではがれ落ちてしまうもの。朝の洗顔は、洗顔料を使った洗顔から水洗顔(33℃以下のぬるま湯でもOK)に切り替える方が良い。
ノーファンデやノーメイクのときは夜も水洗顔にすると、徐々に肌本来の力がよみがえり健康な肌になってくるそうです。
紫外線対策は肌老化を防ぐためにとても重要です。日焼け止めには界面活性剤や防腐剤などが入っていて、肌にとっては強い刺激があります。
ブツブツになったり、乾燥肌になることもあります。日焼け止めは低刺激のもので、紫外線を皮膚の表面で跳ね返す作用のある紫外線反射剤入りのものが良いとのこと。
肌に塗られた化粧品が浸透するのは、表皮の一部「角質層」までです。表皮の厚さは0.1mmで表皮の外側にある角質層の厚さは0.01~0.03mmと非常に薄いです。
角質は死んだ細胞が集まった構造となっていて、ちょうどレンガのブロックを積み上げたような形です。
そのレンガの間には水分と油分をためていて、体の外部から入ってくる異物を防いでくれています。
この水分と油分が混じったものを「細胞間脂質」と言います。その主な成分が、よく耳にする「セラミド」で美肌には欠かせないものです。
「死んだ細胞」と言うと不要なもののように聞こえますが、角層は体内の水分の蒸発を防ぐという、体にとってとても重要な役割をしています。
また体外からの化学物質や異物の侵入を防ぐ働きもしています。私たちにとって大切な体の「バリア」となっているんですね。
以上のように、スキンケアの基本は保湿と紫外線対策ということが出来ます。
◇ほうれい線に対する北條元治(肌の再生医療)からの提案、その1
ほうれい線は美容外科手術によってたるんだ表情筋、皮下脂肪、皮膚を引っ張り上げる方法は勿論あるそうですが、随分と大事になります。
そこで北條元治先生は、まずセルフケアとして表情筋のマッサージについて動画で説明されています。
「【ほうれい線】解剖学的に効果のあるセルフケア マッサージ・化粧品について【医師の解説】」
これによればほうれい線は解剖用語であって、老若男女みんなにあるものだそうです。
赤ちゃんにもあると言っています。
ほうれい線があることが老化が起きているということではない。だからそれを目の敵にして消し去ろうとはしない方が良い、と言っています。
でもほうれい線が目立って気になる場合は、表情筋の部分(ほうれい線)を肌の上から押し付けるようなマッサージが、筋肉をほぐす効果をねらえるので良いかもしれない。
でもこれによって下がって来た皮膚や皮下脂肪、表情筋を引き揚げることはできない、とも言っています。
◇ほうれい線に対する北條元治(肌の再生医療)からの提案、その2
もう少し、ほうれい線に対して効果が期待できる方法を株式会社セルバンク(北條元治が設立した再生医療関係の会社)のH.P.で解説されています。
それはほうれい線の箇所に肌の再生医療というのを施す治療です。そしてその治療の前と後の写真が示されています。
「【50代女性】肌の再生医療によるほうれい線の治療 症例写真」
これらの写真は株式会社セルバンクのH.P.で肌の再生医療のページに掲載されているものです。
上が治療前で下が治療後2年の顔写真です。
写真でもわかる通り、再生治療というのをしたことでほうれい線が目立たなくなっています。
ホームページの説明によると、先ずは患者様の肌細胞を採取して、CPC(特定細胞加工物製造事業所)という施設で肌細胞を培養。
その肌細胞を今度は患部に移植し、老化症状を改善する治療法ということです。
ほうれい線の所に患者自身の肌細胞を移植しても、その場ですぐ改善するのではなく、効果が現れるのに少し時間がかかります。3か月~1年程度は見ていく必要があるようです。
この肌の再生医療の治療ができるクリニックとして北海道1ケ所、関東40ケ所、中部4ケ所、関西16ケ所、九州・沖縄4ケ所を案内しています。
◇1964年、長野県生まれ。
◇1991年、弘前大学医学部卒業。
◇信州大学医学部付属病院勤務を経て、ペンシルベニア大学医学部で培養皮膚を研究。
ここで現在再生医療として施術している手術の方法を研究されたのでしょう。
◇帰国後、東海大学医学部にて同研究と熱傷治療に従事。
研究した技術を実際の火傷の治療に臨床応用されました。
◇2004年、細胞保管や再生医療技術支援を行う株式会社セルバンク設立。
再生医療のための細胞培養、保管を行う会社を日本で初めて設立されました。
◇2005年、RDクリニック開設に際し、培養皮膚の特許を供与して「肌の再生医療」専門クリニックを創業。
◇現在、RDクリニック医師、東海大学医学部非常勤講師、形成外科医、医学博士
この経歴から北條元治(肌の再生医療)は再生医療の草分けであることが分かります。
これもセルバンクのH.P.にある【肌の再生医療の体験インタビュー】というページがあって、実際に再生医療を受けられた患者さんの顔写真入りのインタビューの文面がありますので、それから抜粋してご紹介します。
◇40代の女性
シワ、シミ、クマがあり悩んでいた時、ネットで調べて再生医療を知りました。先ずはパンフレットを取り寄せました。
美顔器ではだめだったので、この治療を試してみようと思いました。副作用がない、整形は怖いというのもあります。
治療を受けてみての感想は、皮膚採取の後も、たいして痛みもなく普通の生活ができる事も良かったです。
◇50代女性
アパタイト(おでこ)をしたが効果が無かった。昔アトピーだったので、余計なものをつけたくない。不自然に見えるようなことはしたくない。
この治療は安全性が高い。以前にしたヒアルロン酸は1~2か月で元に戻った。
また、知人が手のケガで傷跡がへこんでしまったのを、再生医療をしたら傷跡が綺麗に治った。それで私もやってみようと思いました。
治療後、私の気になっていた影になっちゃう部分もふっくらしていい感じになったと思います。
◇60台女性
小顔美容矯正、ゆがみ矯正という頭蓋骨から矯正をしてもらったが、あまり変わっていなかった。
再生治療は根本的治療だし、急激な変化はなくても長い目で見たらすごくいいのかなと思います。
このように、それぞれの方が治療に対して良い印象を持たれているようです。
皮膚のプロが正しい理論に基づいて行う治療ですから、安心して受けることが出来るのでしょうね。
そして治療の効果もオーバーなものではないが、確かな実感を伴うものになっているのでしょう。このような実績をひとつひとつ積み重ねて治療法が確立していくのでしょう。
北條元治(肌の再生医療)は現役の医師であると同時に、ユーチューバーでもあり、人気も高まってきている。
動画の人気が高まることで、肌の再生医療も世の中に徐々に知られていき、広まっていくのではないでしょうか。
肌の問題で悩みを持つ女性は多いと思いますが、この再生医療がさらに広まれば多くの人の悩み解決の助けとなっていくでしょう。