政治学者の岩田温は、政治や社会の色々な話題に対して、独自の見解を動画にして投稿しています。
立場は保守主義で、その説明は丁寧でとても分かりやすく、人気です。
そんな岩田温チャンネルの学歴はどこで、朝まで生テレビに出演して、その評価、評判はどうだったかについて調べました。
政治や社会の色々な話題に対して、岩田温は独自の見解を単刀直入に分かりやすく動画で解説してくれています。
立場は保守主義の政治学者で、あの田原総一朗とも一歩も引かない議論ができる若手の論客です。
そんな岩田温の学歴はどうなんでしょうか。
大学は早稲田大学政治経済学部政治学科を出ていて、早稲田大学大学院政治学研究科修士課程を修了しています。
2009年(26歳の年)秀明大学(偏差値35〜42.5)の助教になっています。
ここは日本で唯一観光ビジネス学部を持つ大学で話題に上ったこともあります。
2016年より大和大学(偏差値55~60)政治経済学部講師を経て准教授。
こちらはTVコマーシャルで「東の早慶、西の大和」を目指す!というキャッチフレーズで注目を集めようとしています。
ただ岩田温は2022年3月をもって同大学を退職しました。
待遇面での不満があったと、SNS等で語っているそうです。
動画を調べてみると、先ず次のようなツイートが見つかりました。
大学に研究室が無い、そんなことがあり得るんでしょうか。
岩田温が大学に嫌気がさしたのも分かります。
また別のツイートで「【岩田温】ユーチューブが新聞・テレビ・教育をぶっ壊す!【デイリーWiLL】」という動画をアップしたことをツイートしています。
この動画の中の5分20秒あたりで、「大学を辞めるためにユーチューブを始めた。」と岩田温ははっきりと言っています。
動画をすることで、ある程度の収入が見込めるし、自分の主張を曲げずに発言できることが動画をするようになった大きな理由と言っています。
自由な発信と、生活できるレベルの収益が得られる、この2点で動画をしようと決心して始めたようです。
2022年7月30日早朝、朝まで生テレビに岩田温は最初で最後の出演をしました。
テーマは「激論!戦後77年 若者たちの“戦争と平和”」で、司会の田原総一朗氏以下、国際政治学者の三浦瑠麗氏、社会学者の古市憲寿氏らが出演し、トークバトルを繰り広げました。
新しいパネリストとしてここに岩田温が政治学者として招かれていました。
大方の出演者たちは、田原総一朗が司会ということもあって田原総一朗の話の展開に沿って、ほとんど反論せずにしゃべっていますが、岩田温だけは田原総一朗の言っていることに異論がある時は、きっぱりとそれは違うと言いました。
朝生には色々なパネリストを招いているのに、いつの間にか田原総一朗のワンマンショーと化している、といった批判もありました。
また最近は、認知症ではないと思いますが、ドイツはNATOに加盟していないとか、ロシアのことをソ連と言ったりしています。
やはり89歳(2023年7月時点)ともなると、さすがの往年の論客も以前と同じような働きは難しいのかもしれません。
朝生では、いつもの顔ぶれたちはそのことには気づきながらも、目くじらを立てずに丸く収めてきたんだろうと思われますが、それがかえって番組の陳腐化を招いていたかもしれないと私などは感じます。
その辺りを岩田温は、うやむやにせずにまともに反論、食って掛かっていたのでやばい程の戦いになってしまいました。
討論ではなく、口論という感じです。
岩田温に対するコメントは言葉使いなど無礼だ、というものや、逆に田原総一朗と戦える頼もしい若手という評価など分かれているようです。
その時の論点のぶつかり合いは、ウクライナでの戦争はNATOや欧米諸国の外交能力が不足していたことが原因で、ロシアを暴挙に走らせてしまった、という点でした。
岩田温はそこに異論を唱えて、外交努力がうまく行かないときは戦争をしても良いのかという反論でしたが、私はこれは言葉尻をとらえた反論で、田原総一朗の真意をくみ取っていないという気がします。
やはり39歳(2023年7月時点)という若さからくる反発精神が、口論の原因になってはいないかと思います。
このような問題に対しては、いわゆる賛否両論が出てきますので、正解というのは簡単には言えないのではないでしょうか。
いずれにしても、この放送で岩田温という政治学者は、色々な意味で注目を浴び、知名度を増したのは間違いないことだと思います。
逆に少し評価を落とされた感のある、田原総一朗。なにか気の毒にも思えてきます。
ただ年齢を考えると、ぼちぼち若手に譲る時が近づいているのかもしれませんね。
なお岩田温の朝生への出演は、最初で最後とここの冒頭で言いましたが、理由の説明は必要ないですよね。
岩田温は政治学者としては珍しいユーチューバーの道を選び、登録者数も16万人(2023年8月時点)となり、今後の活躍が期待されます。