食事処さくらの料理動画は、少しの手間で料理が本当に美味しくなるというのでとても人気です。
プロだった料理人のノウハウは、全部本物で覚えておくと応用の効くものばかりです。
そんな食事処さくらの場所はどこ、という疑問、またプロフィールやレシピ本についても調べました。
食事処さくらはユーチューバーです。
「ひと手間で料理をちょっとだけ美味しく」をモットーに、毎日のお料理に役立つレシピを動画にして配信しています。
もともとはホテルやレストランを運営している会社で料理人をしていました。
そして趣味は自宅で料理を作ることだったので、2021年に現在のチャンネルを開設して色々な料理のコツを動画にまとめて、アップするようになりました。
2024年3月時点で72万人というチャンネル登録者数で、とても人気となっています。
ということで食事処さくらは、何かレストランの名前のようですが、これはユーチューブのチャンネル名で、そういう飲食店をやっている訳ではありません。
◇「食事処さくら」というチャンネル名の由来
ところでなぜこのチャンネル名にしたのでしょう。
実は食事処さくらの出身は千葉県佐倉市だそうです。
なのでその「さくら」を取っています。
また食事処さくらが学生の頃だと思いますが、「食戟のソーマ」という漫画を読んで料理人ってかっこいいなあ、と思ったそうです。
主人公の名前が幸平創真(ゆきひら そうま)で、幸平創真がやっているお店の名前が「食事処ゆきひら」でした。
そのようなことからチャンネル名を食事処さくらにしたんだそうです。
なおチャンネル名は2024年8月時点で「料理家さくらの暮らしに寄り添う料理教室」と変更されています。
やはり食事処さくらでは、どうしてもそういう名前のお店がどこかにある、という風に思われて誤解されるのを防ごうとして、改名したのかなと思います。
食事処さくらが現在のような料理系ユーチューバーになったいきさつが分かる動画があります。
動画『初めまして「食事処さくら」と申します! いつも動画を見てくださってる皆様へ改めて簡単ですがチャンネル紹介をさせていただきます♪』です。
大変長い題名の動画ですが、こういうところにも食事処さくらの、素朴で生真面目なところがうかがえます。
他からの情報もまとめて食事処さくらのプロフィールをご紹介します。
・大学の文系の学部を卒業
・自動車業界で営業職をしていた。
・田舎のダイニングバーで店長をしていた。
・ホテルの料理人、フランス料理がメインで5年ほど勤めた。
・コロナ禍で仕事が減って、ユーチューバーへの転身を決断して現在に至る。
友人とのツイッターのやり取りで、コロナ禍の窮状を訴えるツイートがあります。
コロナで人生が変わった人もたくさんおられるんじゃないでしょうか。
食事処さくらもその一人だったんですね。
◇ユーチューバーでの収益はどのくらい?
ところで食事処さくらのユーチューブでの収益はどれくらいあるのか気になります。
ちょっとそれを試算してみます。
2024年3月時点でのデータからですが、全動画本数:490本、再生回数:430万回/月、長尺本数:349本(約7割)。
収益に寄与するのは主に長尺動画で、その再生回数は430万×0.7=約300万回/月です。
単価を0.1円とすると30万円/月となります。
企業案件というのも少しあるようなので、それも加えるともう少し多い額になっているでしょう。
とりあえず生活していける額になっているようです。
なのでコロナ禍で料理人としての収入が激減する中で、料理人を辞めてユーチューバーになったことは
結果的に良い判断だったと言えますね。
また趣味が自宅で料理を作ることだったので、ユーチューバーには向いていたのかもしれませんね。
食事処さくらの動画を見ている人が、本は出さないんですか、というコメントがよく寄せられていたそうです。
そんなこともあって、2022年8月18日に「ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ」という単行本がKADOKAWAから出版されました。
主婦層を中心に食事処さくらにはファンがたくさんいます。
動画でもレシピはもちろん分かりますが、本になっていればさらに便利になるでしょう。
メモを取る必要もないですし、料理学校に行くよりも手軽です。
『料理が苦手から好きになるお手伝いを』というキャッチフレーズにもあるように、料理する上でのポイントを誰にでも分かりやすく、なるべく簡単に伝授してもらえるのが食事処さくらのレシピなんですね。
料理が上手くなると、外で食べるより家の方が美味しい、ってなるかもしれませんね。
料理人から料理系ユーチューバーに転身した食事処さくらは、チャンネル登録者が72万人(2024年3月時点)まで増え、さらに人気は上昇を続けています。
視聴者の要望などから、レシピ本の出版も果たしました。
本人は料理教室を開くという夢も持っているそうで、将来はそのような展開になるのかもしれません。
しかしユーチューブのファンも多いので、今後も続けて欲しいものですね。