食事処さくらの料理動画は、少しの手間で料理が本当に美味しくなるというのでとても人気です。
プロだった料理人のノウハウは、全部本物で覚えておくと応用の効くものばかりです。
そんな食事処さくらの経歴はどんなものでしょうか。また名前の由来やユーチューバーになった理由も調べてみましたので最後までお読みください。
ひと手間でいつもの料理がぐっと上手くなる料理法などで、人気上昇中の食事処さくら。
元料理人、つまりプロの方なので、その料理法は基本に忠実で、成る程という理にかなったもので、本当に料理が美味しくできるんですね。
魚の臭み取りの方法でも、皮に切れ目を入れる、塩を振りかける、９０度のお湯で洗い流す、キッチンペーパーで水分を拭き取るなど、一度マスターすればどの料理でも応用が効いて、料理のレベルが上がります。
そんな食事処さくらは文系の大学を卒業後、車業界の営業を経て、料理人の世界に入ったそうです。
その後の経歴、プロフィールが分かる動画を出しています。
『初めまして「食事処さくら」と申します！ いつも動画を見てくださってる皆様へ改めて簡単ですがチャンネル紹介をさせていただきます♪』という動画で先ずは地方のレストランで２年程料理を学んだ。
その後５年ほどホテルやレストランを運営している会社で、フランス料理をメインに料理人をしている。
趣味が自宅で料理を作ることだったので、2012年からこのチャンネルを開設しており、2021年にそれまでの料理人を退職して専業の料理系ユーチューバーに転向しました。
ちょうどこの動画を出した後に会社を辞めたようです。
いろいろ役立つ動画をアップしている食事処さくらは、はたしてどこに店を出しているのでしょう。
ネットで[食事処さくら どこ]と調べる人も多いみたいですが、この名前はチャンネル名として付けただけで、そういう名前の店を出してはいません。
でも、たまたまこの名前のついた料理店は全国に数店あるようですが、すべてこのユーチューバー食事処さくらとは関係がないです。
ではなぜこのようなチャンネル名にしたかと言うと、先ず食事処さくらの出身は千葉県佐倉市だそうです。このさくらを取っていますね。
それから学生の頃だと思いますが、「食戟のソーマ」という漫画を読んで、料理人ってかっこいいなあ、と思ったそうです。
主人公の名前が幸平創真（ゆきひら そうま）で、幸平創真がやっているお店の名前が「食事処ゆきひら」です。
ちなみに食戟の戟とは古来中国で使われていた槍に似た武器のことで、料理人同士の戦いの意味で食戟という造語を使ったのでしょう。
そしてチャンネル名に食事処さくらと付けたそうです。
子供の頃に見た漫画や読んだ本は、その人の人生にかなり大きな影響を与えることがあります。
読んで感動した主人公の仕事を、将来自分がする仕事にするというのは、結構あるんじゃないでしょうか。
なお、その後チャンネル名は「料理家さくらの暮らしに寄り添う料理教室」と改名されています。
やはり「食事処さくら」では店名だと思う視聴者が多く、誤解されるのを防ぐために改名したのでしょう。
先ほどのチャンネル紹介の動画をアップした時点では、食事処さくらはまだ会社で料理人として働いていましたが、その後まもなく2021年に会社を辞めて、料理系ユーチューバーを専業でやるようになりました。
2021年と言うとコロナの第３波、４波、５波と感染者数が増えて医療逼迫、飲食店への営業時間短縮要請、売上ダウン、補助金の申請などで、特に飲食業界では重苦しい雰囲気が漂っていたころです。
ですので、これは私の推測になりますが、食事処さくらの勤める会社も経営的に苦しくなっていたはずで、従業員のリストラをせざるを得なくなっていたのではないかと思います。
そのようなことを匂わせるツイートがあります
職場は恵比寿で、仕事がほとんどなくなっている、と言っています。
そのような中で、食事処さくらは以前から趣味的に開設していたユーチューブチャンネルの活動を、本気で運営していこうと考えることは、あり得ることだろうと思います。
そして一生懸命に動画投稿をした結果、２年程でチャンネル登録者数58万人（2023年6月時点）までになったのです。
動画再生数も7000万回を超えています。
ユーチューブチャンネルの概要欄には将来は料理教室を開きたいと思っている、とありますのでユーチューバーだけでなく、料理の先生として実際の生徒さんも募って教室も開くという夢を描かれている、レストランの料理人とはまた一味違った仕事になりますね。
時代の変化に押しつぶされずに、たくましく自分が別の道を歩む決心をし、新しいことにチャレンジしていくという強い人間力を持っている人ですね。
動画を見ていると、人の良い優しいお父さんっていう感じなんですが、内に秘めたガッツはかなり持っているな、と思いました。
コロナの影響で料理人としての仕事が減った時に、ユーチューバーの道を考えて会社を辞めたと推測されますが、食事処さくらのチャンネルは幸い人気が良く、今も伸びているのでうまく行きそうです。
さらに料理教室を開くという夢も実現できる日も遠くはないかもしれません。
これからも見てためになる料理動画を、まだまだたくさん出して欲しいですね。