天皇の皇位継承問題について一貫して男系男子論を貫いている竹田恒泰。
ユーチューブ、テレビ、書籍などを通してそのことを訴えています。
ユーチューブチャンネル「【公式】竹田恒泰チャンネル 2」では天皇のことにとどまらず、政治、外交、環境問題など日々のニュースについて自身の考え方を発信しています。
そんな竹田恒泰の年齢や学歴はどうなのでしょうか。
また竹田恒泰は血筋として天皇家の男系男子に当たっているのでしょうか。調べましたので最後までお読みください。
◇年齢
竹田恒泰は1975年10月24日生まれで48歳(2024年8月時点)。
結婚していて、娘さんが一人おられます。奥さんは竹田恒泰の講演会を聞きに来られていた一般人女性とのことです。
◇学歴
慶應義塾大学法学部法律学科卒業。法学部に在籍しながら環境学にも傾注し、今も環境の研究を進め全国で環境の勉強会も開催しています。
また皇學館大学で非常勤講師として「日本国家論」、「現代日本政治論」を受け持っています。
◇竹田恒泰の仕事は?
竹田恒泰は幅広い活動をしていますが、自らが天皇家の血筋を引いているので、天皇制の存続の重要性を各方面において訴えていくことが活動の中心になっているようです。
具体的には次のような多岐にわたるお仕事をされています。
⑴日本各地での講演
北海道から福岡まで全国17か所にて、国史・日本神話・憲法をはじめとして、時事問題や日本の伝統、 皇室に関係した講演を行っている。
月に4回程講演をしています。年間で50回程なので、一つの開催場所では年に3回ぐらい講演している計算になります。
講演会の日程などは竹田研究会という名前でホームページを作って公開しています。
⑵ユーチューブ
ユーチューブ活動は、「【公式】竹田恒泰チャンネル 2」が2024年8月時点で登録者数60万人となっていて、主にニュースから話題を拾い、分かりやすく解説するというスタイルで、日本人が知らない日本の凄さにフォーカスした動画を多数アップしています。
⑶読売テレビのバラエティ番組「そこまで言って委員会NP」にレギュラー出演
毎週様々なパネラーやゲストを迎えて政治、経済等をテーマに討論する番組に出演しています。
⑷作家
『天皇の国史』、『現代語古事記:神々の物語』、『日本人はなぜ日本のことを知らないのか』、『語られなかった皇族たちの真実:若き末裔が初めて明かす「皇室が2000年続いた理由」』など多数の著作があります。
⑸ラーメン店の経営
最後のラーメン店の経営だけは天皇制に対する主張とは全く関係はないですね。
単にラーメン好きであるとか、収入の一つにする目的だと思われます。
虎ノ門に1号店があり、2022年8月には六本木に2号店をオープンさせています。
店名は利尻昆布ラーメン「くろおび」と言って、スープに利尻昆布を使っているこだわりのラーメンのようです。
利尻昆布だけの混じりけの無い美味しいスープに、ストレート細麺のオーソドックスな上手いラーメンという感想でした。
お店の特徴としては利尻昆布というこだわりと、なんと言っても竹田恒泰さん経営という話題性が大きいでしょうね。
⑹その他の事業経営
以上の他にも竹田恒泰は金の販売、銀座4丁目での外貨の両替店、宝石屋(ダイヤを日本で一番安く売る店)、アパレルメーカー、という風に多数の事業経営をしています。
非常に商才がある人と感じます。
テレビやユーチューブなどで見ていると、天皇家のことばかり言っている人という印象が強いですが、色々調べていくと実はとても商売が好きで上手な人という一面も持っている人だと分かりました。
ところで竹田恒泰は「皇統保守」という本を出版し、自身も明治天皇の玄孫であると公表していて、皇室の皇位継承問題に非常に強い関心と危惧を持っていて、様々な場面でその解決方法などについて自身の意見を語っています。
その竹田恒泰自身は皇位継承の必須条件である”男系男子”なのでしょうか。
◇男系男子とは?
皇位継承の話になるとよく出てくる言葉に男系男子という言葉があります。
その意味はその人の父親を過去に遡っていくと、日本の天皇では必ず初代天皇の神武天皇に行きつくというものです。
今上天皇は第126代天皇ですから、126代にわたってこの原則が1度の間違いも無く守られてきたということです。
このような国家元首のいる国は世界に類を見ないもので、日本が誇るべき事実とされています。
そして竹田恒泰氏は戦後皇籍を離脱した11宮家の中の一つ、竹田宮(たけだのみや)の3世でれっきとした男系男子であります。
どこまで遡れば天皇に行きつくかというと、室町時代の北朝第3代崇光天皇からの皇統、血筋であり、竹田恒泰氏は崇光天皇から19世の男系男子であります。
現在の皇室制度、法律のままでは皇位を継承できる皇族の人数が少なすぎて、天皇制の将来が非常に危ぶまれています。
そこで識者の間では一度皇籍を離脱した旧皇族の子孫の方で、男系男子を保っている人たちに皇室に戻っていただいて皇位の継承に加わっていただく方式を、今後法律改正もして実施すべきだという議論がある訳です。
それは「旧宮家皇籍復帰案」というもので、竹田恒泰氏もこの案を提唱しています。
◇旧宮家には男系男子が何人いるの?
戦後、GHQによって11の宮家が廃止となりましたが、その中で「久邇宮(くにのみや)」「賀陽家(かやのみや)」「東久邇宮」「竹田宮」の4家系には、現在も男系男子の子孫で20代以下の未婚の男子が少なくとも10名は居られる(国士舘大学特任教授 百地 章氏の資料より)ということです。
◇竹田恒泰氏自身の皇位継承は?
(男系男子ではあるが)あり得ないし、私は適任ではない。
このように竹田恒泰氏は2019/04/09のニュース(ABEMA TIMES)で語っています。
竹田恒泰氏は自身がどうしたいとかではなく、皇室の皇位継承問題に大きな危惧を持っているので、それを様々な場面で訴えているのです。
広く人々に皇室の危機について考えて欲しいという思いから、そのような主張を続けているのだと思います。
よく竹田恒泰は右翼なのか、と言われることがあるそうですが、あれだけ天皇家のことを擁護したり、重要視する発言をしているのでそう思われがちなのでしょうが、勿論右翼ではありません。
自身が天皇家の血筋を引いていて、現在天皇の皇位継承が難しくなってきている現状があるので、そのことを危惧して世の人々に分かってもらいたいがために、マスコミなどでもそういう主張をしているのだと思います。
最近、よく女性天皇とか女系天皇という意見も出てきていますが、日本の天皇家は126代にわたって男系男子を受け継いできているので、そのことこそが天皇そのものなのでしょう。
竹田恒泰はこれからもずっと、この主張をライフワークとして様々な場面で展開していくことでしょう。