たつみ(ハゲ)とつじ(細い目)の二人が演じる末路動画で人気の東京ウーバーズ。
二人の実体験を元にした動画なので、単なる面白い失敗談ではなく、じっくりと振り返りや反省、分析をして、動画に必ず教訓を入れているところがためになります。
そんな東京ウーバーズの動画に出てくるBGMの音楽は何の曲かや、末路チャンネルの事務所がどこかを調べてみました。
東京ウーバーズの動画はすべて同じBGMが使われていますよね。耳触りが良く、動画の内容を邪魔しない良い選曲だなと思います。
その曲はMoppySound / もっぴーさうんどが提供している、著作権表示不要のフリーBGMでEscort.MoppySound という曲を採用しています。
「もっぴーさうんど」ではピアノを中心に落ち着いて聞けるBGMを多数制作していて,無料のものもあって、動画制作にはとても便利なサイトですね。
この曲Escortはピアノの軽くてさわやかで、でもちょっぴり寂しさも含んでいるような感じのする曲なので、東京ウーバーズの末路系動画にはぴったりという感じの曲になっています。
曲全体は途中テンポがゆっくりになり、終わりそうになるが、また続いていき1時間1分49秒あって、結構長いです。
東京ウーバーズのどの動画も、この曲と共に動画の展開が進んでいき、最後に字幕が現われ、締めの言葉が出てくるという構成になっています。
この締めの言葉がけっこう成る程という言葉で、ためになる感じがして、この言葉があることで、短いながらも動画は物語になっています。
将来は映画監督になりたいというたつみは、この動画で練習を積んでいるのかもしれませんね。
末路の動画を専門に制作しているチャンネルは多くは無いですが、次の二つがあります。
「末路ちゃんねる【ゆっくり解説】」では転売ヤーの爆死の末路の実態などを漫画で解説しています。
また「末路ちゃんねる【FAKE】」では二人の役者さんが人間の末路なストーリーを発信しています。
東京ウーバーズもほとんどは末路動画ですが、末路ではないあるある動画などもあります。
末路と言うと、良くない結果を意味しますが、たつみとつじ二人の実体験、失敗談を元にした動画が中心で、リアルな人生を描いているので、ほとんどがそのような動画となっています。
同じような年代の人間にとっては、あるあるだし、ためになります。
なので東京ウーバーズの動画は、人生の先輩からの教訓動画になっていて、若い世代を中心に多くの人に見られているのではないでしょうか。
東京ウーバーズはたつみ(ハゲ)とつじ(細い目)の二人が大学からの友人で、たつみは大手の会社にITエンジニアとして勤めていましたが2021年の春に退職しました。
事業を起こしたいと考えてはみたものの、実際にはなかなか踏み出せず、お金がなくなってウーバー配達員をしたりして、精神的にも金銭的にも行き詰ったときに「自分にはこの”苦しい状況にいる”という個性がある」ということに気づいたのだそうです。
そのような状況を人生のリアルとして、コント風の末路系動画に仕上げ、Tiktokで投稿し始めたのが東京ウーバーズの始まりなんだそうです。
だから特に事務所などには所属せず、二人で協力して動画制作をしているのです。
台本をたつみが書き、編集はつじが担当しています。
つじの方も最初は大手の化粧品会社で研究開発の仕事をしていましたが、辞めて起業を試みましたが、たつみの誘いから現在に至っているそうです。二人とも同じような境遇だったんですね。
東京ウーバーズはTikTokのフォロワーが25万人、ユーチューブのチャンネル登録者数が13万人(2023年4月時点)になっていて、今後もさらに増加していく勢いがあります。
なので二人は会社を辞めて、目標を失っていた時に動画制作を始めたのは良かったと思います。さらに登録者が増えて行けば、会社での収入を超えることもあり得ると思います。
二人とも見た目のルックスに特徴があり、徐々に演技力も付いてきているようにも思います。
サラリーマンではない別の職業への第一歩を歩き始めているように感じます。
就職や仕事でつまづき、どん底を味わった人間が、自分の体験を動画にして発信するという、転んでもただ起きない的な発想の転換ができたことが、東京ウーバーズの動画での成功につながったのではないでしょうか。
二人の能力、根性を考えるとさらにチャンネル登録者が増えるだけでなく、動画も進化していきそうにも思え、今後の展開、活躍が楽しみだと思います。