日本や世界の中には、こんなところもあるんだ、と気づかせてくれる面白い動画を多数アップしているどこにでも行くドスコイ。
男性なのか女性なのかも、ちょっと分からない。
そんなどこにでも行くドスコイとはいったいどんな人物なんでしょうか。
病気がある?仕事ができない?これもまた謎めいています。その辺りを詳しく調べました。
動画を見ると、一瞬男性なのか女性なのか分からないように感じます。
そんなどこにでも行くドスコイは、世界や日本の色んな所へ行き、まだほとんどの人が行ったことがないところや、驚いてしまうような未知の場所を教えてくれています。
いったいこの人は何者なんだろう?と思ってしまう人が多いと思います。
そこでどこにでも行くドスコイの学歴、性別、年収について調べてみました。
動画を詳しく見ていくと学歴について語っているところがあって、神奈川大学外国語学部を卒業していることが分かりました。
高校を卒業した後、神田外語学院(専門学校)を卒業して、3年編入によって神奈川大学に入っています。
専門学校を出ると大学の2年までの学歴が認められて、3年から大学への編入ができるんですね。
勿論試験は受けなければなりませんが。
また神田外語学院は、4年制大学への編入を果たす学生が年間300名ほどいて、とても編入する学生が多いそうです。
編入試験では、外国語の実力が重視されていて、その点でも神田外語学院は外人教師による授業が多く有利になっているようです。
どこにでも行くドスコイは語学力には秀でるものがあるようです。
その語学力を外国に旅をする際に活用できているんだと思います。
動画の中で言っていますが、見た目や声は女っぽい感じですが、性別としては男性だそうです。
つまり身体が男性ということでしょう。
でもオーストラリアに留学に行ったときはシドニーでゲイの人に気に入られやすかった、と言っています。
自分としては、恋愛対象は一応女性だけど、今は性欲は減退している、と言っています。
つまり男性特有の欲求とか、気持ちが薄れてきているみたいです。
よくLGBTQという言い方がありますが、レズ、ゲイ、バイセクシュアル(両性愛)、トランスジェンダー(身体とは反対の性自認)、これらではなく最後のQつまりクイア・クエスチョニング、これは自分の性のあり方について特定の枠に属さない、または本人自身分からないケースを指すらしいですが
それに当てはまるように私には思えます。
ここまでの詳しい話は本人も明かしていないので、このことはあくまで私の見方です。
ちなみにQに当てはまる人の割合は2020年の調査では1.6%となっています。60人に一人という計算になります。
動画「仕事やめました。その理由をお話しします。」(2019年12月26日)の中で、週4日行っていた仕事があったと言っています。
その時はあとの3日をユーチューブの動画制作に充てていました。
でもそれだと休みがなく、語学の勉強(英語と中国語)もしたい。
どこにでも行くドスコイがユーチューブチャンネルを開設したのは2010年ですから、ユーチューブを始めて9年経っていました。
収益もある程度は出ていたのでしょう。そのタイミングで週4の仕事を辞めたのです。
稼ぎはユーチューブで、と彼は決心したのでしょう。
次の段落で取り上げる病気のこともあって、普通の会社員の仕事は考えには無かったようです。
収益についてですが、分析してみると、2024年7月時点で動画本数706本、このうち長尺が663本でショートは少なく、94%が長尺です。
1か月の視聴回数はショートも含めて190万回。
1回の単価を0.2円とすると月収で35万円、0.1円だと半分の17~18万円。
生活とユーチューブ運営をするのに、なんとか行ける目途が立ったのだと思います。
動画「僕のADHDについて」の中で、どこにでも行くドスコイはADHDという病気を抱えていると告白しています。
ADHD、Attention-deficit/hyperactivity disorderとは発達障害という病気の中の一つの症状で、注意欠如・多動症と訳されています。
ドスコイの説明では、仕事をするときにミスを犯しやすいんだそうです。
それは注意欠如のためなんでしょう。
普通の人なら月に1度ぐらいしか犯さないミスを、ADHDの人は週に1回とか2回犯してしまうので、大体クビニなってしまう。
なので普通の人がやっている仕事に、なかなか就くことができないそうです。
でも有名人の中にも、このADHDを抱えながら成功している人も多く居ます。
◇ADHDを公表している有名人
長嶋茂雄、黒柳徹子、さかなクン。
誰でも知っていて、とても活躍されている人たちですよね。
なので仮にADHDという診断が下っても、それで将来を悲観したりする必要はないのだと思います。
長嶋茂雄は野球の才能ではピカイチ。
黒柳徹子は美人で早口のおしゃべりが上手で、女優や司会業では大成功しています。
さかなクンもテレビでよく見かけますよね。
この3人の共通点としては、とても明るく楽しい人という面があるように思います。
それぞれの自分の長所を努力して伸ばしていけば、多少問題があっても周囲の人もそれを個性として受け止めて、むしろ長所の方を認めてくれて、活躍することができるということでしょう。
サブチャンネルで『時々おばさんになるドスコイ』というのがあって、そこの動画「脳に問題あって仕事がほぼ出来ない38歳。どうやって生きてるのか??」の中で仕事について述べています。
今は実家で暮らしていて、家には月に3万円入れているそうです。
前の段落でも取り上げたように、普通の仕事はできないのですが、YouTubeと出会って、これならできると、考えたそうです。
実際、チャンネル「どこにでも行くドスコイ」は、2024年7月時点で登録者数19万人まで来ていて、まだ月に7千人ずつ増えているので、50万人とか100万人も夢ではないと思います。
地球は広いので世界中を考えれば、行くところは無数にあるでしょうし、外国語をさらに勉強することで、動画の内容もより魅力的なものにしていけると思います。
ということで、どこにでも行くドスコイの仕事はユーチューバーになります。
どこにでも行くドスコイはADHDや性自認の点で、普通の人とは違う面がある一方で、外国語は得意で色々な国に旅をして動画をアップするユーチューバーの仕事が、天職だと気づいたようです。
ADHDを抱えている人のためにも、これからもますます私たちの知らない、面白い場所に行って、その動画をたくさん見せて欲しいですね。