米倉涼子の腰痛は相当なもののようですが、そこまでひどくなった原因はいったい何だったのでしょう。ハイヒールが関係しているんでしょうか。
また米倉涼子はかなりきついダイエットをしているという話を聞きますが、それは腰痛とは関係ないのでしょうか。
また難病を抱えているらしいですが、難病と腰痛も関係があるのかどうか、そしてまたハイヒールを履いてのドラマやミュージカルに出演できるのかどうかについて調べてみました。
米倉涼子は急性腰痛症と仙腸関節障害のため11月から開幕するミュージカル「シカゴ」(主演)を降板することになりました。
それ程重度の腰痛を引き起こした原因はいったい何なのか?実は人気ドラマ「ドクターX」の撮影現場で昨年、「ハイヒールがつらくて履けない」と漏らしていたことがあったそうです。(週刊FLASH2022年10月18・25日合併号)これが後の急性腰痛及び仙腸関節障害につながった可能性があると言われています。自由に背中を曲げることが出来なかったそうです。
腰に痛みを抱えていると、ハイヒールで歩くことはかなり辛いことなんでしょうね。テレビで「ドクターX」を見ていても、そのような辛さに耐えながら収録していただなんて全然気づきませんでした。やはり女優としての根性があるので、顔に全く出ないんでしょうね。
また整形外科専門医の馬見塚尚孝氏によると、仙腸関節は骨盤の骨である仙骨と腸骨の間にある関節で、「激しい運動により、ずれて痛みが出る。体が硬い人や出産後の女性が発症しやすい。米倉さんの場合、激しいダンスに加えて、ハイヒールを履く機会が多いと思うので、かかとが上がり腰が反って痛みにつながった可能性があります」と指摘されています。
このように専門のお医者様もハイヒールと腰痛の関係の可能性を言っています。米倉涼子の場合は職業病という側面もあるのかもしれませんね。視聴者はただかっこいいなと思って見ているだけですが、役者さんは相当な苦労や努力を陰でしているんですね。
さらにある芸能プロ幹部の話で、「そもそも米倉涼子は2001年のドラマ『非婚家族』(フジ系)でアルゼンチンタンゴを踊る役を演じ、5年ほど前から都内のダンス教室に通って本格的にハマりだしました。その時に出会った講師のアルゼンチン人男性との交際が発覚する、ということもありました。彼に絡みつきながら、ハイヒールを履いた彼女は腰を中心に激しく回転していたので、肉体への負担は相当で、それが痛みの本当の原因だったのだと思う。」(「週刊新潮」2022年10月13日号 掲載)5年ほど前と言うと2017年。ちょうど2016年12月に米倉涼子は離婚しているので、交際に発展するのは自然なことと言えますね。
そして2021年4月、米倉涼子の個人事務所創立1周年を記念したショーでも、彼との濃密なダンスを披露したそうです。これだけハイヒールで歩き回り、激しいダンスまでしまくったら、腰に来ても不思議は無さそうです。
めっちゃ高いヒールですよね。男性から見るとよくこんな靴で歩くことができるなという気がします。でもこれで歩くからカッコいいんですがね。
モデルから芸能界入りしている米倉涼子は、そのスタイル作りに相当な力を入れていることは想像できます。
普通の人が考えるダイエットは食事制限だけで、とにかく痩せればよいというものだと思います。
しかし米倉涼子のダイエットというのは、バレエなど身体を動かすことによる、鍛えられた筋肉によって美しいスタイルを作るというもので、食べずに細くなるのとは根本的に違っています。
具体的には「ピラティス」を取り入れ、食べる量は減らさず運動で身体を引き締める。ピラティスはヨガのストレッチ効果とウェイトトレーニングでインナーマッスルを鍛えること。これにより体のラインが整い、しなやかな筋肉が身に付くということです。
美しいプロポーションを維持することができる最高のエクササイズだと、ニューヨークの富裕層を中心に広まったピラティス。ブロードウェイでも活躍する米倉涼子ですから、早い段階でこのピラティスに注目して取り組むようになったのでしょう。
そういえば米倉涼子のスタイルはどこか日本人離れした、引き締まったボディラインですよね。これが米倉涼子のダイエット方法の第一です。
二つ目は白湯(さゆ)ダイエットで、日々の生活の中で白湯を飲むように心がけているそうです。内臓を温めることによるデトックス効果が期待でき、当然カロリーもゼロですからダイエットになります。
なにか特別なスポーツドリンクとかではなく、単なる白湯というのは何か意外な感じもします。
しかしちゃんとした理論に基づいたダイエットなので、その効果は間違いないんでしょうね。
そして三つ目は半身浴で、オフになるとアルカリイオン水を飲みながら最低3時間は半身浴をするそうです。入浴中に1.5ℓのボトルを2本は飲むらしいです。
半身浴は体を温めて、代謝を良くする作用があり、発汗によるデトックス効果もあり、ダイエットにも美肌にも効果抜群とのこと。
他の女優さんなどでもそうですが、彼女たちはプロですからそういったダイエット法をするのも、一般人とは違い、気合の入れ方が違います。それはもう仕事の一部となっているはずです。だから長く続けることが出来、結果もきっちりと出せるのでしょう。
こうして見てきた米倉涼子のダイエット方法は、理論に基づいた無理のないものとなっています。だから今回の腰痛や、次の段で取り上げる難病に関係は無いと思われます。
米倉涼子は3年前の2019年に(国の指定でない)難病の低髄液圧症候群(脳脊髄液減少症)を発症しています。
この病気になると、段々真っすぐ歩けなくなるんです、と米倉涼子は言っています。走ったり回転したりすると、どこが正面なのか分からなくなったりとか、倦怠感が出る、やる気がみなぎらないなどの症状だそうです。
今の米倉涼子の芸能活動を考えると、非常に大きな影響があると言えますよね。なにしろハイヒールでさっそうと歩いたり、華麗にダンスをしなければならないんですから。
東京医科大学整形外科教授の遠藤健司医師によれば、この難病になるきっかけは交通事故やスポーツでのアクシデントが多いそうです。そしてその症状が結構きついとのこと。
米倉涼子は交通事故は無かったと思いますが、ハイヒールを履いての撮影が長く続いていたことを考えると、公表はされていませんが転倒して頭を強く打ったりということがあったかもしれません。
またハイヒールを履いてのダンスも良くしていたので、その時にも転倒事故をしていた可能性はあります。
前段で書いたように腰痛の原因はハイヒールでの長期の無理な歩行である可能性が高いので、難病の低髄液圧症候群も腰痛も、その原因がともにハイヒールであったということが十分考えられると思うのです。
ハイヒールでの歩行はドクターX、大門未知子のトレードマークと言っても良いかもしれません。168cmと高身長の米倉涼子が、高さ10cmのハイヒールしかもクリスチャンルブタンの高級品を履いてさっそうと歩くからさらに似合うのでしょうね。
あのハイヒールの姿が今後見れなくなるのか心配ですが、ここはしっかりと休養を取って治療に専念して、また私たちに格好良い所を見せれるように頑張って欲しいですね。是非完治することを祈りたいと思います。