えいしゅう博士は何者?今後、富士山の噴火や大地震は起きるの?

センセーショナルな題名の地震に関する動画を投稿しているえいしゅう博士ですが、その正体は
いったいどんな人なのでしょうか。

専門家のようなので動画の内容は、とても専門的で信用できそうです。

今後、富士山の噴火はあるのでしょうか。

気になる大地震はまた起きるのでしょうか。調べた結果を是非お読みください。

えいしゅう博士は何者?

富士地震火山研究所 by えいしゅう博士というユーチューブチャンネルがあります。

東日本の国立大学の大学院で博士課程(理学)を修了している火山岩石学を専攻した学者のようです。

これらの情報はユーチューブの概要欄に出ているもので、ネットで調べても確認できる情報は出てきませんでした。

◇えいしゅう博士は本当に学者?

情報が非公開であるので、本人の話を信用するしかありません。

動画で実際に起きた各地の地震や噴火などの解説は、詳しく専門的な説明をしていて、学者であるのは本当かなと感じます。

ただ投稿している動画のサムネイルが過激すぎる、という視聴者からの反感も多いそうです。

◇学者であったとしても、それ以上にユーチューバー!

チャンネル富士地震火山研究所 by えいしゅう博士の地震や火山噴火に関する動画は、とても過激なサムネイル画像や題名の物が多いです。

例えば次のような動画「【速報!】1月10日に震度7巨大地震の恐れ!今すぐ備える必要があります!わかりやすく解説します!」(2024/01/07)もそうです。

「2024年1月10日に震度7の恐れ!!そなえて!!!」という大きな活字による動画のサムネイル画像

2024年1月1日に石川県で、震度7の能登半島地震が起きた数日後というタイミングでこの動画をアップしているので、また大きな地震が来ないかと心配している人も多かったと思いますが、この動画は40万回以上も視聴されています。

このように、えいしゅう博士はズバリ言うと視聴回数を稼げるように、タイミングと内容を考えて動画を制作、投稿しているようです。

自らも専業のユーチューバーと名乗っていて、サムネが過激という批判も承知でやっていると語っています。

はっきり言って、学者として真面目な動画ばかり上げていても、そういう動画は見られないのでそうしている、とのことです。

多少の誇張は有っても、見られる動画を上げていくという方針のようです。

つまり生活のためにやっているということですね。

ということで、視聴者もそのような動画だと認識したうえで見ないといけないでしょうね。

ただ、学者が投稿しているので、全くの間違いとか、デマではないでしょうから、見る価値が全くないとは言えないと思います。

富士山の噴火は起きるの?

富士山の噴火は起こるのかどうか。

これはよく話題に上ることですが、えいしゅう博士もこの問題に言及しています。

動画「【要注意!】これは、富士山で巨大噴火の前兆です!わかりやすく解説します!」(2023/11/30)の中で、もし富士山が噴火するならなんらかの前兆があるはず。

と言っていて、その地域の地面の上昇、近辺で多数の地震が起きる、近辺のあちこちで噴火が起きる、などです。

実際にはそれらの現象は全くないので、当面は富士山の噴火は無さそうです。

ただし、次の図にある相模トラフ地震や南海トラフ地震がもし起きれば、その1~2か月後ぐらいに噴火することは十分にあり得るそうですので、頭の隅に置いておいた方が良いです。

相模トラフ、南海トラフそして富士山の位置関係を示した図。大地震と富士山噴火の連動についての説明の図。

このような学者としての、理論に基づいた忠言、指摘は参考にしてよいでしょうね。

今後、大地震は起きるの?

◇忠告その1

動画「【速報!】本日、大晦日に地鳴りが発生!震度7巨大地震の前兆か!?わかりやすく解説します!」(2023/12/31)この動画では2023年12月31日の2時16分ごろ、インドネシアで起きたM6.3の地震発生を速報で知らせていて、今後大きな地震に注意してください、と言っていました。

そしてその翌日の2024年1月1日に震度7の能登半島地震が起きたわけですから、何か関係があるようにも思えます。

えいしゅう博士としては、関東で大きな地震が起きるかもしれないと注意喚起していたので、予想した場所としては外れています。

しかしこの情報は関連性を感じてしまいますね。

◇忠告その2

二つ目の大地震に対する警告の動画は「【速報!】国内で、震度7大地震はまもなく発生します!わかりやすく解説します!」(2024/04/24)で、昔から関東で大きな地震が起きる可能性が高いと言われ続けて、未だに来ていない、この点についてです。

次の図でえいしゅう博士は説明していますが、大きな地震が来ていない空白地域に来る確率が高い、ということです。

過去100年間、M7以上の大地震ゼロ回の地域を示す日本地図。

ただ、地震の予測は昔から日本の政府、学者が懸命に取り組んだけれども結局、予測はできないという結論を出しています。(2013年5月、中央防災会議の南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループによる発表)

それぐらい地震は予測不可能な地球で起きる自然現象ということなんですね。

なのでえいしゅう博士の忠告は参考としては聞いておいて良いのですが、過度に反応したりする必要はないということです。

日本は地震だけでなく、災害大国とも言われていますので、日頃から気象情報などに注意をして、避難の準備などに気を配っておく必要はありますよね。

まとめ

  • えいしゅう博士は何者か?ユーチューブの概要欄によれば国立大学の大学院で博士課程(理学)を修了している火山岩石学の学者。そして専業のユーチューバーでもある。
  • 当面は富士山の噴火は無さそうだが、もし相模トラフ地震や南海トラフ地震が起きればその1~2か月後に起きる可能性はある。
  • 関東地方は長い間大きな地震が来ていない空白地域に当たるので、大地震が来る確率が高い、とえいしゅう博士は言っている。

えいしゅう博士は学者なので、言っていることに信ぴょう性はあるはずですね。

しかし同時にユーチューバーでもあるので、少し誇張した言い方をしたりすることがあるので、動画の内容に過度に反応する必要は無さそうです。

いずれにしても日本は災害大国なので、日頃から気象情報などに注意して、避難の準備を整えて置くことは必要なことでしょうね。

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