井川意高(もとたか)の学歴が驚き!自宅や資産、現在の仕事は何?

井川意高というよりも大王製紙の元会長で、ギャンブルで会社に大穴を明けた人、という方がピンと来る人も多いと思います。

昔にそんな事件があったけど、あの人は今どうしているのかな、と思いますよね。

そんな井川意高の学歴や自宅、資産はどうなったのかや、現在の仕事は何かなどを調べてみました。

井川意高の学歴が驚き!

井川意高と言えば、大王製紙の元会長でギャンブルで多額の負けを喫して、会社から106億円もの金を不正に借り入れ、穴埋めしてそのことが発覚したため特別背任の罪で逮捕、懲役4年の実刑が課され、服役したことで有名です。

大王製紙という誰もが知っているような大企業で、経営者がこのように多額の使い込みをする、しかもギャンブルでというのは、それまでには無かったことです。

ギャンブルでなく、単に経済事件というのであればイトマン事件というのもありました。

金額の規模で言えば3000億円と言われていますので、これが戦後最大の事件ではあります。

なのでイトマン事件に次ぐ経済的大事件と言えるでしょう。

そして最近では、多額のギャンブル使い込み事件である、水原一平による大谷選手の資金の勝手な引き出し事件です。

これについては次の段落で見ていきます。

いずれにしてもこの使い込みだけを見ると井川意高という人は、とんでもない人という印象を受けますが、その人の学歴はなんと東京大学法学部卒業という、驚くべきものです。

井川意高は1964年に京都で生まれ、東大卒業後1987年に父親の井川高雄が社長を務める大王製紙に入社しています。

大王製紙はいわゆる同族経営だったんですね。

ただ井川意高の特別背任事件の後、かなりの同族支配の部分は排除され、風通しは少しは改善されているはずです。

◇井川意高が慶應義塾大学ではなく東大に入学した理由

井川意高の父親で創業家2代目の井川高雄は慶應義塾大学を出ています。

なので井川意高も慶應で良いんじゃないかと普通は思いますが、ツイッターで井川意高は次のように言っています。

キャンパスライフを考えれば、慶應の方が楽しいと思うけど、会社に入ったとき社員たちから「どうせ3代目のぼんぼんでしょう」と思われたくないために頑張って東大に入ったそうです。

でもそう考えたとしても、普通なかなかすんなりとは東大には入れませんよね。

それができたのはやはり頭が良かったんでしょう。

井川意高の自宅や資産は?

井川意高はギャンブルで106億円もの穴を明けましたが、その後創業家として持っていた大王製紙の株式が相場の2.5倍の高値で売却できたため、440億円もの金を手にするという超ラッキーもあったので、破産はしていません。

多額の損失を出しはしましたが、井川意高の頭の中では、自分の力の範囲内で処理できる額だと分かっていたのではないでしょうか。

◇井川意高の自宅

ということで井川意高は東京都渋谷区広尾の高級住宅街に敷地面積約440平方メートルの豪邸に住んでいて、その評価額は5~7億円ともいわれています。

2024年の今年は元日早々、石川県で巨大地震が発生したり、3月にはドジャースと1000億円の契約を交わした大谷翔平の元通訳の水原一平による、巨額横領事件が発覚したり、大変な年となっています。

その水原一平の事件に言及して、井川意高は「お! オレの半分超えたな! なかなかやるじゃないか! 一平さん!」とツイートしています。

このつぶやきには、どこか余裕が感じられます。

悪いことではあっても、一般人にはできない大きな金額のニュースが世界中に流れたことは凄かったね、ということでしょう。

◇井川意高と水原一平との違い

二人ともギャンブル依存症に陥った点は同じですが、その資金工面の仕方がまるで違います。

井川意高は経営者としての権限で、自社の余裕資金から借り入れていましたが、水原一平は大谷に黙って、大谷のお金を盗んでつぎ込みました。

自分にその権限も権利も無かったのです。

また井川意高の場合は、その借入金は結果的には全額、会社に返済しています。

水原一平の場合はおそらく返済の可能性はほとんどないでしょう。

ということで井川意高は今も資産家であることは間違いありません。

井川意高の現在の仕事は何?

井川意高の現在の主な仕事は「井川意高と熔ける夜」というDMMのオンラインサロンの運営でしょう。

オンラインサロンというのは「学べる・楽しめる」会員制コミュニティサービスで、先ずは井川意高と言えばギャンブルなので麻雀・ポーカーをする、他に食事会、飲み会、忘年会、新年会その他のイベント、政財界や文化人を招いての座談会など多数の社交、学びの機会が用意されています。

また個別に1時間あたり30万円でビジネス相談も受け付けています。

オンラインサロンの会費は月99000円で30名ほどですから、月収300万円、年収にして3600万円になります。

◇その他の仕事

本の執筆もしています。発行順に並べてみると次のようになります。

①「熔ける 大王製紙前会長井川意高の懺悔録」(幻冬舎文庫)  著者: 井川 意高 (幻冬舎文庫)税込価格:715円 出版社:幻冬舎 発売日:2017/02/01

②「東大から刑務所へ」(幻冬舎新書)  著者:堀江貴文、井川意高 税込価格:902円 出版社:幻冬舎 発売日:2017/09/28

③「熔ける再び そして会社も失った」  著者: 井川 意高 税込価格:1,760円 出版社:幻冬舎 発売日:2022/06/27

④「熔ける日本の会社 自覚なき戦時経済の大問題!」  著者:渡邉 哲也、井川 意高 税込価格:1,650円 出版社:ビジネス社 発売日:2023/04/05

⑤「自民崩壊2.8」  著者:井川意高、高須克弥 税込価格:1,980円 出版社:徳間書店 発売日:2024/03/01

またユーチューブもあります。チャンネル名は「井川意高が熔ける日本を斬る」です。

2024年4月時点でチャンネル登録者数は22万人です。

チャンネル開設が2023年6月ですから、1年足らずで22万人まで行くのはすごい勢いですね。

動画本数は109本。再生回数は360万回/月。

長尺は90本で約8割なので、長尺の再生回数は280万回ぐらい。

単価を0.1円とすると収益は28万円/月程と推定されます。

まとめ

  • 井川意高の学歴は東京大学法学部卒業という驚くべきものだった。
  • 自宅は東京都渋谷区広尾の高級住宅街にある、敷地面積約440平方メートルの豪邸。
  • 資産については、創業家の会長として持っていた大王製紙の株式を売却して440億円を手にしているので、今も資産家である。
  • 井川意高の現在の仕事は「井川意高と熔ける夜」というDMMのオンラインサロンの運営がメインのよう。
  • 仕事は他に書籍の出版やユーチューブ「井川意高が熔ける日本を斬る」の活動もしている。

井川意高は特別背任の罪で2012年に懲役4年の実刑判決により、2016年12月まで服役しました。

しかし出所後に「熔ける 大王製紙会長 井川意高の懺悔録」を出版すると、計15万部のベストセラーになりました。

また借り入れも全額返済していて、今は完全に蘇っている印象です。

水原一平の事件に対しても、経験者の立場から余裕を持ったコメントを発していて、注目を浴びているようです。

井川意高は以前の大王製紙の経営者時代よりも、かえって伸び伸びと気に入った仕事に就けているようにも見えますね。

今後ますます活躍されるように思います。

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